vol.4 夏の余韻
mdkおしゃべり
子どもの頃、初めて買ったCDはkinki kidsの「硝子の少年」でした。
撮影の帰り道、カメラマンのヤスさんのiPod(懐かしい!)に、運良く「硝子の少年」が入っていたので、車の中で聴きながら帰りました。
ヤスさんのiPodにkinki kidsの曲がいっぱい入っていたので、ずっと聴いていたら、何日か私の頭の中はkinki kidsメドレーが流れる流れる。
子どもの頃に好きだったものって、後で触れてもすごい楽しい気持ちになりますね。
楽しいといえば、今回のmdk magazineは、初めて人と一緒に作ったんですが、やっぱり人と一緒に撮影するのって楽しいと思いました。
今までのmdk magazineは、一人でテーマを考えて、一人でどう撮るか考えて、一人で服を決めて、一人でヘアメイクして、一人で連写アプリで撮って、一人で写真構成して、一人で文章考えて...って全部一人で完結してましたが、そこに自分以外の人が加わることで、できあがるものが違ってくる。
そんな当たり前のことに改めて気付き、おもしろいな〜と思いました。
でも、一人でするからこそ見えた、わかったこともいっぱいありました。
カメラマンって、撮影前から、当日も、終わってからも、やること、考えることが多いんだな〜、写真構成っておもしろい作業だな〜、服ってただ好きなものを選んでも光と雰囲気とヘアメイクと合わないこともあるな〜、ヘアメイクって自分でやるには難しい(泣)、この一筋の毛が無ければ...!と悔しい思いもしてるんだろうな、編集やディレクターって、撮りたい絵をみんなと共有するエネルギーすんごい使うんだろうな、毎回期限があって大変だろうな、みんなそれぞれの思いが詰まった準備があるんだな。
自分とは違う人の立場になれて、いろいろ発見がありました。
当たり前に過ごしていたことに感謝の気持ちを感じました。
初めは、コロナの自粛期間中に時間があったので、遊びでウェブマガジン作ってみよ〜と始めましたが、こんなにいろんな気付きがあるとは思っていなくて、毎回おもしろい発見の連続です。
子どもの頃、遊びながら自然と学んでいたような、そんな感覚です。
子ども時代の夏休み明けに、あ〜あれ楽しかったな〜って余韻に浸るのちょっと寂しいけど幸せだったな、って思います。
そういう喜びっていくつになってもいいものですよね。
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